Tulum - トゥルム
カリブ海を望むマヤの遺跡
トゥルムは遺跡よりも海とビーチがとてもキレイなので、結論から言って必見です。他の遺跡同様に行きかたなどを簡単にご紹介。遺跡自体の紹介というよりは、写真を多めにして雰囲気をお伝えするのをメインとします。
トゥルムですが、カリブ海沿岸の高さ12mの断崖にそびえ立つ、14世紀末に栄えたマヤ文明の宗教都市遺跡です。断崖に建つカスティージョや、保存状態のいいフレスコ画が描かれたフレスコ神殿などが有名です。
太陽崇拝を示すように、主要な建物は西向きに建築されているそうです。なお、「トゥルム」はマヤ語で「城壁」という意味で、遺跡が三方を石壁に囲まれていることに由来しているとか。
Castillo - カスティージョ
かつてマヤ文明が栄えた13〜15世紀、このTulumと呼ばれる遺跡は貿易の拠点でした。マヤの言葉で「城壁」を意味するこの遺跡は、黒曜石の売買の重要な交易が行われいるこの街を外敵から守るため、高さ12メートルの海岸沿いの崖の上にそびえ立っているこのカスティージョ(城)から周りを見渡し警戒していた事は容易に想像できます。
この遺跡はビーチに面しているため、休日になると海に入り、家族と過ごすメキシコ人たちの姿も見受けられます。空の青と見分けがつかないほどに青く、この先も終わりなき時間が流れるであろうカリブの海と、「歴史」と一言で表現するはあまりに長すぎる過去の文明の繁栄を、同時に眺る。これはカンクンに旅行するのであれば必見のポイントです。